【商品レビュー】OLYMPUS OM-D EM-5 MarkⅡについて
OLYMPUS OM-D EM-5 MarkⅡについて
カメラ業界を調べていたら、カメラが欲しくなる。調べた際の記事はこちら。
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非常に悩む。
選択候補はCanon x7、Canon x8i、Nikon d5500、d3400、d7200、OM-D E-M10 MarkⅡ、OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡあたりです。
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で買った。OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ。レンズキットより、ボディとレンズの方が5000円ほど安かった。
基本機能の解説
良い写真を撮るにはとにかくたくさん撮ることが大事みたいですね。高性能なカメラだと思いますが、良い写真を撮るのは腕なんだと痛感します。さて、OLYMPUS OM-D EM-5 MarkⅡの基本機能を紹介していきます。
概要
操作方法については、下記からマニュアルが入手できます。
https://cs2.olympus-imaging.jp/jp/support/dlc/product_details_infomation.cfm?pid=846慣
今回は、オリンパスのサイトで紹介されている各機能について感じたことを書きます。
5軸手ぶれ補正
youtubeに動画があったので、これを見ると差がわかります。
発売直前びしょ濡れ!オリンパス OM−D E-M5 MarkII 防滴 5軸手ぶれ補正ビデオ撮影テスト めまいショットを手持ちで!?
凄い差があります。他のカメラをお使いの方なら5軸手振れ補正は凄いなと感じるのではないでしょうか。
防塵・防滴・-10℃耐低温性能
寒いところに行くか分からないので-10℃耐低温性能は、私にとっておまけ機能ですが登山するので防塵・防滴はありがたいですね。特に防滴はあった方が良いと思います。登山中に強くそう思いました。登山中は汗もかくし、水を飲みます。防滴でないカメラの場合、もしかしたら汗が染みこむかもしれないし、飲水を零してしまうかもしれない。登山でなくても同じです。防塵・防滴でないカメラを購入して、こんなことで高額なカメラが壊れてしまうのは避けたいですね。
他に私が知っているカメラで防塵・防滴はNikonのD7000シリーズですね。
CanonかNikonを薦める人も多いですが、レンズ沼に嵌りそうで恐い。
Wi-Fi
すごい時代になりました。(といっても2年前に発売されてますが。)ファイル転送だけでも凄いと思っていたのですが、遠隔操作(リモコン)ができるんです。リモコンには2種のモードがあります。ライブビューとワイヤレスレリーズです。ライブビューは正にカメラの操作がスマフォでそのままできます。(注:GUIまで全く同じという訳ではありません。)ズームもできました。ワイヤレスレリーズはシャッターのみです。こちらはシンプルで昔ながらの使い方に似ています。
アプリはここからインストールします。(Androidなので。)
バリアングル液晶
やっぱり便利ですよね。気を付けなければいけないのは、360°回るわけではないということです。液晶を開いた状態から、上に180°、下に90°回ります。無いとは思いますが、回ると思って力を入れたらバキってなりますから気を付けてください。
超大型高精細EVF
ミラーレスの場合ファインダーが外付けのものが多いですが、このカメラは内蔵です。別途持ち歩かないから便利ですよね。見え方も問題なくはっきり見えます。
カメラはEVF(エレクトロニックビューファインダー)とバリアングル液晶のどちらかに画像を表示しています。普段はバリアングル液晶側に表示していますが、顔をファインダーに顔を近づけると自動的にEVFに画像を表示します。凄いですね。
これは目を近づけたら切り替わるのではなく、手でも体でも近づけば切り替わります。何かがファインダーに近づいたら切り替わるようになっています。
試し撮りレビュー(アートフィルター)
いろいろな設定で写真を撮ってみました。
まずはアートフィルターです。ARTモードとは呼ばないんですね。
アートフィルター使用写真
たくさん写真があるので、アップしていきます。F3.5、シャッター速度20です。
ART1:ポップアート
ポップアートはタイプⅠとタイプⅡがあります。
- タイプⅠ
- タイプⅡ
また、効果の追加ができます。すべてタイプⅠに効果を追加しています。他のアートフィルターでも効果は追加できます。
- ソフトフォーカス効果
- ピンホール効果
- ホワイトエッジ効果
- フレーム効果
- スターライト効果
- 上下ぼかし効果
- 左右ぼかし効果
ART2:ファンタジックフォーカス
ファンタジックフォーカスはタイプ選択は無いですね。
- 効果の追加なし
ART3:デイドリーム
デイドリームはタイプⅠとタイプⅡがあります。
- タイプⅠ
- タイプⅡ
ART4:ライトトーン
ライトトーンはタイプ選択は無いですね。
- 効果の追加なし
ART5:ラフモノクローム
ラフモノクロームはタイプⅠとタイプⅡがあります。
- タイプⅠ
- タイプⅡ
フィルター効果と調色が追加できるので試してみます。
- タイプⅠ + フィルター効果(Or:オレンジ)
- タイプⅠ + フィルター効果(Ye:黄)
- タイプⅠ + 調色(S:セピア)
- タイプⅠ + 調色(B:青)
- タイプⅠ + 調色(P:紫)
- タイプⅠ + 調色(G:緑)
ART6:トイフォト
トイフォトは3タイプあります。
- タイプⅠ
- タイプⅡ
- タイプⅢ
ART7:ジオラマ
ジオラマはタイプⅠとタイプⅡがあります。
- タイプⅠ
- タイプⅡ
ART7:クロスプロセス
クロスプロセスはタイプⅠとタイプⅡがあります。
- タイプⅠ
- タイプⅡ
ART8:ジェントルセピア
ジェントルセピアはタイプ無しですね。
- 効果の追加無し
ART10:ドラマチックトーン
ドラマチックトーンは2タイプあります。
- タイプⅠ
- タイプⅡ
ART11:リーニュクレール
リーニュクレールは2タイプあります。
- タイプⅠ
- タイプⅡ
ART12:ウォーターカラー
ウォーターカラーは2タイプありますね。
- タイプⅠ
- タイプⅡ
ART13:ヴィンテージ
ヴィンテージは3タイプあります。
- タイプⅠ
- タイプⅡ
- タイプⅢ
ART14:パートカラー
パートカラーは3タイプあります。タイプ選択後に、色を決める必要がありますね。
青を選んでみました。
- タイプⅠ
- タイプⅡ
- タイプⅢ
感想
アートフィルターを使うことでいろんな写真が撮れるんですね。
風景撮りメインと考えていたので、使用する頻度は少ないと思っていましたが
ブログに上げる写真で活用できそうかな(o^∇^o)ノ
不満点を挙げるとすれば、名称ですかね。
聞きなれないカタカタ名称は分かり難いです。どういった効果かイメージし難いですよね。
ただし、このカメラではアートフィルターを適用した場合のsample画像が液晶に表示されるので、それが分かり難さを幾分か解消している。
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試し撮りレビュー(i-AUTO)
今回はiオート(iAUTO)モードを試してみました。
iオートモードはカメラが撮影シーンに最適な撮影モードを自動的に設定するフルオートモード」です。
使い方
画像の通りですね。端にタブがあるのでタッチして、ガイド項目からやりたいことを選択します。
ガイド項目は下記5つとヘルプです。
- 色の鮮やかさを変える
- 色合いを変える
- 明るさを変える
- 背景をぼかす
- 動きを表現する
それぞれにレベルバーがあり、-7~0~+7の15段階で設定できますね。デフォルトは0。
またそれぞれ組み合わせて撮影できます。(一部できません。)
iAutoモードで撮った写真
たくさん写真があるので、アップしていきます。
F3.5にします。組み合わせはしていません。
ノーマル写真
- まず、何も設定せずに撮った写真
色の鮮やかさを変える
- +7(くっきり鮮やか)
- -7(穏やか)
色合いを変える
- +7(暖かい)
- -7(冷たい)
明るさを変える
これは更に詳細な設定ができる様です。今回は試してません。
- +7(明るい)
- -7(暗い)
背景をぼかす
- +7(背景をぼかす)
- -7(背景までくっきり)
動きを表現する
被写体が動いてないからわからないですね。
- +7(動きを流す)
- -7(動きを止める)
感想
非常に便利ですね。
カメラど素人が、考えなくてもカメラにお任せで完結します。
面白いです。今度動きがある物を撮ってみたいと思います。
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写真はRAWで撮った方が良さげ!?写真はRAWで撮るべき?RAW現像を試してみた!!
いろいろなサイトでRAW撮影を薦められている。(例:1年後、後悔しない為にRAWで撮影しよう)。RAWで撮影した画像を後でカスタムして最適な写真を作る、を皆がやっていることらしい。
カメラの設定
まず、RAW撮影するためにカメラの設定を変更しなければいけません。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡの場合は、メニューに「画質モード」があるのでここから設定します。(RAWにする時に気付いたが、画質モードもいくつか選択可能です。)
試し撮り
RAWで撮ってみた。RAWの拡張子ってORFなんですね。サイズは確かにデカくなる。非圧縮なので16MB前後です。今までは初期設定で撮影していたのですがJPEGで約3MB。JPEGで高画質圧縮の場合は約7MB。
RAW現像
現像するにも市販の現像ソフトがあるらしいが、カメラ購入時に付いてくるメーカーの現像ソフトもある。OLYMPUSの場合、カメラにOLYMPUS Viewer 3が付いてきた。でOLYMPUS Viewer 3で適当に現像してみた。左がオリジナルで、右が現像後。
なるほど!!写真が違いますよね。JPEG画像を選択するとメニューにRAW現像が出てこない。家に帰って現像するならRAWで撮れってことです。
書き出し
現像したら現像後の画像を保存します。OLYMPUS Viewer 3の場合は「書き出し」ってメニューを選択するとファイル保存されました。気に入らなかったらやり直せる。これは素晴らしい。
総括
カメラ撮影はRAWで撮るべし。ただしサイズが大きいので大容量メディアが必要になります。
写真にGPS情報を付加する方法
カメラ検討時にGPS機能が内蔵しているカメラはありましたが、新しいカメラばかりです。OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡはGPS機能を内蔵していません。ですがスマフォアプリを使うことで写真にGPS情報を付加することができます。では、そのやり方の紹介。
アプリのインストール
まず、アプリのインストールをしないと始まりません。アプリ名はOLYMPUS Image Shareです。
OLYMPUS Image Share - Google Play の Android アプリ
OLYMPUS Image Shareを App Store で
これは、スマフォへ写真をWiFi転送する際にも使うアプリです。
GPS情報を記録する
スマフォでGPS情報を記録していきます。
アプリを起動したら、メニューから位置情報付与をタップすると位置(GPS)情報の記録が始まります。後は放置で良いです。記録は60秒間隔です。この間隔は変更可能で、10秒、30秒、60秒から設定できます。
写真撮影
写真撮影します。必ずアプリを起動したまま、スマフォを持ち歩く必要があります。
写真へGPS情報を付加する
写真にGPS情報を付加します。
カメラとアプリをWiFi接続します。接続できるとOFFからONに変わります(A)。
位置情報付与をタップします(B)。画面遷移しログリストが表示されるので一覧からログをタップします(C)。※サンプル画像は1つしかない。
すると、GooGleマップに移動したルートが表示されます。(消してます)
上部のカメラマークをタップするとカメラ上の写真にGPS情報が付加されます。
たったこれだけ。
カメラを中古で買う時に見るサイト;中古カメラの通販サイト一覧
カメラの購入は新品かそれとも中古か!?経済力があり予算があれば新品を買えばよいでしょう。例えば予算10万だったらどうしたらよいか?というのが悩みどころかもしれません。こちらのサイトでは、中古で上位機種を買えと言ってます。 nomad-saving.com
はじめてカメラを購入するなら、「ヨドバシカメラで新品のデジカメを買う」よりも中古カメラを買ったほうが、断然満足度の高い買い物になります。
つまり、入門機のレンズキットと同じ価格で、一世代型落ちしている中級機+単焦点レンズのセットを選べるのです。
レンズも数万するから中古で本体を買うことで予算が浮きます。浮いた予算で高いレンズを買うとか複数レンズを買うとか、そういった選択肢が増えますよね。私もカメラ購入時に中古カメラ(Nikon D7100)も検討していました。ですが重かったんですよね。ヨドバシに行って手にしたら。(結果、新品でOLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡを買いました。)で、その頃に閲覧していた中古カメラの通販サイトを紹介します。
マップカメラ
マップカメラ|日本最大級のカメラ総合サイト(中古販売・買取)
大御所と言ってよい気がします。(カメラ業界詳しくないですが。)。価格.comによく出てくるので、知名度は高いと思います。
三宝カメラ
価格.comに出てこないので見落としがちですが、こちらのサイトも必見と思います。
カメラのキタムラ
カメラのキタムラ ネット中古 | 中古カメラ・中古レンズの販売・買取
有名だと思います。他に比べるとお高いイメージがありますが、信頼感は高いと思います。
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カメラ知識のメモ
カメラ購入にあたり、どのカメラにしたらよいか数日悩みに悩みました。
折角なので、その過程で学んだカメラ知識等を初心者ながら記します。
撮像素子
撮像素子(センサー)は大きいほど良いですが、その分高くなります。
フルサイズ(緑)の一眼レフはなかなか手が出ません。
初心者は、APS-C(オレンジ)か、マイクロフォーサーズ(ピンク)を選択すればよいでしょう。
購入時に検討したカメラについて
以下は、購入で検討したカメラについての感想です。
この中ならD5500にしていたと思います。
D3400
D3400は、Nikonの初心者向けデジタル一眼レフカメラです。
Nikonは3000番台、5000番台、7000番台でデジタル一眼があり、番号が大きいものほど
高機能になっていきます。
D3400はその中で入門機と呼ばれています。何より安い。
私が購入に至らなかった理由は、下記の通りです。
- バリアングル液晶でないこと
なので、D3400かD5500であれば私はD5500にします。
D5500
D5500は、Nikonの初心者向けデジタル一眼レフカメラです。
2017/4/14現在ではD5600が発売されていますが、型落ちするだけ安く購入できるのでD5500でよいでしょう。
D3400にはないバリアングル液晶がついています。
また非常に軽量です。お勧めです。
私が購入に至らなかった理由は、下記の通りです。
- 防塵防滴でないこと
防塵防滴でなければいけない訳ではありませんが、オリンパスOMD E-M5 MarkⅡは
防塵防滴なので、であれば防塵防滴が欲しくなるのが人の性です。
D7100
D7100は、Nikonの初心者~中級者向けデジタル一眼レフカメラです。
防塵防滴です。ファインダー視野率100%です。
私が購入に至らなかった理由は、下記の通りです。
- 重い
ヨドバシで触りましたがずっしりと重いです。気軽に持ち歩きたい私には
D5500の方が良いです。Nikonのみの選択ならD5500を購入していたと思います。
EOS Kiss x7
EOS x7は、Canonの初心者向けデジタル一眼レフカメラです。
小型軽量で、とにかく安いです。
私が購入に至らなかった理由は、下記の通りです。
- 発売日が古い
発売日は重要と思います。
なぜならソフトウェアがバージョンアップしているので、最新機種の方が
良い写真が撮れると思うから。
- バリアングル液晶でない
バリアングル液晶が必須ではないですが、バリアングル液晶のカメラがあるので
そちらを購入すべきでしょう。
またKissという名称が恥ずかしいとネットに書かれてたりしますが、
ダサいのはダサいのですが、恥ずかしくはないでしょう。
D5500かEOS x7ならD5500でしょう。
EOS Kiss x8i
EOS x8iは、Canonの初心者向けデジタル一眼レフカメラです。
何度も書いているバリアングル液晶です。
私が購入に至らなかった理由は、下記の通りです。
- オートフォーカスポイントが少ない
フォーカスポイントがNikon D5500より少ないです。
Nikonのそれと別物かもしれませんが、素人的には多い方が良い。
D5500かEOS Kiss x8iならD5500でしょう。
OM-D E-M10 MarkⅡ
OM-D -E-M10 MarkⅡは、オリンパスの初心者向けミラーレス一眼カメラです。
この中唯一の撮像素子がマイクロフォーサーズです。
センサーのみで言えば、APS-CのNikonやCanonに勝てません。
私が購入に至らなかった理由は下記の通りです。
- バリアングル液晶でない
- 防塵防滴でない
- センサーが小さい(マイクロフォーサーズ)
OM-D E-M5 MarkⅡもマイクロフォーサーズなんですが、バリアングル液晶であり
防塵防滴という強みがあります。
OM-D E-M10 MarkⅡであれば、センサーの大きいASP-C採用の
D5500の方が良いと思います。